自分が使っているものを手入れすることは
自分を大切にすることにつながると思う。
普段は慌ただしかったり、疲れていたりで
なかなか手が回っていなかった
ヘアブラシのほこりが気にかかり、掃除を決行した。
メイクブラシを洗っているときに、ふっと思い出したのだ。
やる気を引き上げると
引き出しにしまっていたブラシクリーナーを取り出した。
クリーナーには、Lの形をした針金が何本かついている。
目を凝らしながら熱心にほこりをかきだす。
何度もやっているうちに
すっかり夢中になって
頭の中で考え事をしながら手を動かした。
完璧ではないけど、そこそこ綺麗になって満足。
一連を済ませ、
整えられたブラシたちを見ると
お風呂あがりのような爽快感に気づいた。